2024年5月25日<技能講習>「リフレーミングを活かしたキャリアコンサルティングの実践」がオンラインにて開催されました。

まずは。受講者の皆さま、藤井講師の自己紹介です。現在と過去の経験、これからやりたいこと、最近のGood & Newの報告をし合い、和やかな雰囲気で始まりました。

次に、本日の講習テーマである、「リフレーミングとは」、認知行動療法、ABCDEモデルについて学習しました。
頭を柔軟(頭の体操)にするため、マイナスの言葉をポジティブな言葉に変換するワークを実施し、リフレーミングの本質を体感しました。
その後、リフレーミングにアプローチするためのトレーニング、・言葉の変換 ・事象の言い換え ・短所の言い換え のワークを通して「マイナスの捉え方」を「プラスの捉え方」へスピーディーに変換することを実体験し、CLの言葉や気持ちをCCがポジティブ発言へ言い換えることを通じて、CLの捉え方が変わり、新たな気づきや選択肢の発見、行動に繋がることを学びました。言葉をポジティブに言い換える習慣をもつことの必要性、表現すること、引き出しをたくさん持つことの重要性、言葉の「ありがたさ」に気づきました。

後半は、リフレーミングに焦点を当てたロールプレイを実施しました。
ケース2つ、受講生全員がCC役、CL役をし、リフレーミングをしっかり意識し活用してシステマティックアプローチで面談を進めていくことを学習しました。CCがリフレーミング手法を活用し、CLの選択肢を増やしてあげることによりCLの認知に変化生じること、見方を変えることで新たな気づきが生じることを体感しました。

リフレーミングをしっかり味わい、そして、効果を実感した一日でした。
受講者の皆さま、藤井講師、おつかれさまでした。

筆者:加藤恭子